かに(蟹、カニ)の豆知識
時季で違う蟹(かに)の呼び名
蟹(かに)は、脱皮を繰り返しながら大きく成長します。そして成長の度に、水蟹(みずがに)・若蟹(わかがに)・堅蟹(かたがに)と呼び方が変化していきます。

1:水蟹(みずがに)
※脱皮して間もないので、身入りが若蟹に比べ低く甲羅が柔らかい蟹(かに)。商品として不向き。
2:若蟹(わかがに)
※脱皮して甲羅が堅くないので、堅蟹に比べ身やミソの入りが少ない蟹(かに)。質が低いので価格は安め。
3:堅蟹(かたがに)
※脱皮が終わり甲羅が堅くなった蟹(かに)で、身やミソの入りよい蟹(かに)。商品として価値のある蟹(かに)。
水揚げされてからの蟹(かに)の呼び方
水揚げされてから商品になるまでの過程で、それぞれ呼び方が異なります。

1:活蟹(かつがに)
※活蟹とは生きている蟹(かに)です。※生蟹とは違います。
2:生蟹(なまがに)
※生蟹とは茹でてなく、死んでいる蟹(かに)です。
3:落ち蟹(おちがに)
※落ち蟹とは死んでしまった蟹(かに)です。
4:浜茹で蟹(はまゆでがに)
※浜茹で蟹とは、昔はドラム缶に海水を入れて茹でましたが、現在は加工場でボイルした蟹をいいます。
5:活茹で蟹(かつゆでがに)
※活茹で蟹とは活蟹を茹でた蟹(かに)です。 |
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タラバガニ編
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食べやすさ |
○ |
殻の硬さ |
硬い |
みそ |
× |
調理用途 |
豊富 |
ボリューム度 |
◎ |
美味しい目安 |
1〜2s |
味 |
濃厚 |
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たらば蟹には3種類あるって本当?
はい本当です。詳細は以下の通りです。

1:タラバガニ(Red King Crab)
※鱈の漁場で多く捕獲されるから「鱈場蟹」と呼ばれるようになりました。
2:アブラガニ(Blue King Crab)
※見た目も味もほとんど変わらない偽タラバガニで有名な蟹です。
3:イバラガニ(Brown King Crab)
※味はタラバより落ちるので、加工品として使われている蟹です。

※アブラ蟹をタラバ蟹として販売する業者がいるので十分注意して下さい。
たらば蟹は蟹じゃないの?
タラバ蟹は蟹ではなくヤドカリの仲間です。他の蟹(毛蟹・ズワイ蟹)は足が5本ですが、たらばがには足が4本です。(実は甲羅の中に小さい足が隠れています)
タラバガニには何故ミソが入ってないの?
たらば蟹を茹でると、ミソは固形状にならず液状のまま。ですから液状のミソがカニの肩肉から足肉に浸透し、きれいな白い身が汚れてしまいます。更にタラバガニのミソは油分がきつく食用には適さないので、生産地では先にこのミソを取り除いて茹でて出荷します。これが通常「ミソ」が無い理由です。 |
ズワイガニ編
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食べやすさ |
◎ |
殻の硬さ |
軟い |
みそ |
○ |
調理用途 |
豊富 |
ボリューム度 |
○ |
美味しい目安 |
500〜700g |
味 |
あっさり甘い |
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ズワイ蟹は産地で呼び方が違うけど味はどうなの?
ズワイガニは地方によって呼び名が違います。北海道では「ズワイ蟹」北陸地方では「越前ガニ」山陰地方では「松葉ガニ」と呼ばれています。基本的にズワイガニとは「雄」を指します。雌は「セイコガ二」もしくわ「ズワイガニの雌」と呼びます。
なんと見た目も違うんです!
北海道産のずわいがには甲羅がボコボコしていて脚が太く短いのが特徴です。北陸地方の越前ガニと山陰地方の松葉ガニは甲羅がスベスベで脚が細く長いのが特徴です。
同じ品種の松葉蟹の半値以下って本当ですか?
本当です。同じ品種の松葉蟹の半値以下で買うことができます。松葉蟹とズワイガニは、見た目と味も多少異なりますが、どちらも美味しい蟹です。ちなみに「半値で買えるから!」という理由でズワイを購入される方がほとんどです。
ズワイ蟹の一番美味しい食べ方は?
個人的な見解になりますが、私はズワイ蟹のかにしゃぶが絶対美味しいと確信しております。温まったスープの中に生ズワイを15秒ぐらいしゃぶしゃぶして食べるものです。あれを一度食べたら忘れられません。全ての食材の中でトップ3に入る料理です。是非お試し下さい。 ※弊社の「ズワイ蟹のかにしゃぶ」是非どうぞ! |
毛蟹編
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食べやすさ |
△ |
殻の硬さ |
軟い |
みそ |
◎ |
調理用途 |
少ない |
ボリューム度 |
△ |
美味しい目安 |
350〜600g |
味 |
甘い |
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名前の由来
全身を覆う毛が名前の由来となっています。かつてはオオクリ蟹とも呼ばれていました。
毛蟹の味噌は何で美味しいの?
毛蟹の蟹ミソは、すい臓と肝臓の機能を併せ持ったような臓器で、グリコーゲンなどが多く含まれています。このグリコーゲンが毛蟹の味噌を美味しくするのです。
「若がに」と「堅がに」の違い!
「若がに」とは、6月頃から(夏場にかけて)脱皮直後の甲羅のやわらかい毛がにが出回ります。価格は安いですが、味とミソの入りもいまいちです。「堅がに」は、脱皮が完了した蟹です。ですので甲羅が堅くなります。身入り+ミソ入りが良く甘くて美味しい毛ガニになります。 ※弊社では堅がにのみお取り扱いしております。
なぜメス毛蟹って売ってないの?
毛蟹のメスは資源枯渇対策のため禁猟となっております。ですから流通している毛蟹はオスの毛蟹のみとなります。※ちなみにメスよりオスの方が美味しいです。
毛蟹の特徴
毛蟹は4月〜5月・11月〜12月の2回、産卵期となります。多くは春に産卵します。体の色は、黒っぽい赤褐色。毎年春に脱皮をし大きくなります。※オスは5歳から2年に1回、メスは3年に1回脱皮を繰り返します。北海道を代表する毛蟹は、トゲと短い毛覆われています。他の蟹(かに)に比べあまり硬くありません。身は甘みがあり上品な味です。そして、毛蟹の最大の魅力は蟹ミソです。蟹ミソの苦手な方でも美味しいと評判です。弊社で一番人気の毛蟹を是非お試し下さい! |
花咲蟹編
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食べやすさ |
△ |
殻の硬さ |
硬い |
みそ |
○ |
調理用途 |
少ない |
ボリューム度 |
○ |
美味しい目安 |
600g〜1s |
味 |
甘みとコク |
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花咲蟹って何ですか?
根室半島の中央、花咲港で多く水揚げされた事からこの「花咲蟹」という名前が付きました。漁期は6月末〜9月にかけて最も多く獲れます。この時期メスは卵を持ち、その内子(からすみ状態のもの)、外子(粒子卵)に人気があります。
花咲蟹は蟹じゃないの?
花咲蟹もタラバ蟹と同様にヤドカリの仲間です。甲羅は硬くトゲがあり、脚は太く短く8本です。他の蟹(かに)に比べ味が濃いのが特徴で、蟹ミソも食べられます。とても貴重な蟹(かに)で、根室の代表的な海産物の一つです。
何故貴重な蟹なの?
水深30〜200m位の深さに生息し、繁殖期に浅瀬に移動します。3年の月日をかけて甲長3cmほどになり、生殖可能になるのに8年かかります。籠網によって漁獲されますが、集団行動するので当りハズレが多いです。沖合いに移動するものは、大きく脱皮後の回復が進んでいるため商品価値が高いのです。しかし、この蟹は分散行動する為漁獲が難しいです。ですから良質な花咲蟹は貴重な蟹なのです。 |
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